2022年10月 野菜ソムリエの挑戦 ~間引いた人参の葉を使ったかきあげを販売~
新三農園では、SDG’s(持続可能な社会づくり)に向け食品ロス問題にも積極的に取り組んでおり、当社食堂で出た残飯・残食を肥料にし、その肥料を農場で使用する有機循環農業を行っております。さらに農作物の生産段階での「規格外野菜」や「生産途中で出る可食部」の廃棄問題についても、積極的に調理し提供していくことで少しずつ解決していけるよう、当社野菜ソムリエメンバー中心に実践しております。これは農薬、化学肥料を一切使わない有機農法で出来た健康的な野菜だから出来る事でもあります。
今回、野菜ソムリエメンバーがチャレンジしたのは、新三農園で栽培している「カラフル人参」を間引いた株の活用です。
夏の終わりに農園に撒いた種が芽を出して元気に成長している人参を、当社野菜ソムリエメンバーが間引きをした際、間引きした栄養たっぷりの人参の葉を食堂に提供することはできないかと検討しました。
その結果、うどんやお蕎麦のトッピングやおかずとしてもおいしくいただける”かき揚げ”にして運営する社員食堂で販売し、多くのお客様にご好評をいただきました。“かき揚げ”は、人参の葉、さつまいも、茄子、すべて新三農園で育てた野菜を使用しております。
当社は自社だけにこだわらず多くの地域の皆様とのつながりを活かし、食と農の循環サイクルの輪を広げ、持続性ある社会に向けて取り組んでまいります。